JR(国鉄)の急行券
JR(国鉄)の急行券(1980〜90年代)


 急行券は自由席が標準で、指定席の場合は更に料金が加算されるというようになっています。最近は急行も特急格上げや快速格下げが行われており、急行券自体にお目にかかることが少なくなってきています。
 硬券の急行券は基本的にA型硬券で、地紋は淡赤色の「こくてつ・JNR」が入っており、JR化後は「JR・JR会社の略号」となっています。行先表示は「200kmまで」などと距離区分になっていますが、他社線にまたがる場合は着駅が表示されます。また、JR北海道、四国、九州と東日本の一部には25kmまでという距離区分があり、記念に買える程度の金額となっています。
 急行券も入場券と同じく印刷場によって様式が異なっています。
・札幌印刷場(釧路・旭川・札幌・青函船舶鉄道管理局・JR北海道)

名寄(平成7年)

 札幌印刷場の特徴である「小児断線の分断」がありません。また、乙片部分に穴が空いていませんが、国鉄時代の券には穴がありました。

・仙台印刷場(盛岡・仙台鉄道管理局)

二本松(昭和57年)

 裏面の券番が5桁です。「150Kmまで」と、Kが大文字になっています。昭和60年頃に廃止され、この管理局の券は東京印刷場のものとなります。

・新潟印刷場(秋田・新潟・長野鉄道管理局)

山形(昭和58年)

 裏面の券番が5桁となっています。自由席特急券と異なり、窮屈な感じは受けません。昭和60年頃に廃止され、この管理局の券は東京印刷場のものとなります。

・東京印刷場
(高崎・千葉・水戸・東京北・西・南鉄道管理局・JR東日本)


大船(昭和56年)
乗・急(昭和56年)

 「2000Kmまで」と、Kが大文字になっています。下の券は乗車券と急行券が一枚で発行されたもので、地紋が淡青色となっています。裏面には急行券部分の距離区分などの注意が入っています。

・名古屋印刷場
(静岡・金沢・名古屋鉄道管理局・JR東海)


高山(一般式大人小児用・昭和52年)

 特に際立った特徴はなく、バランスの取れた券です。この券は新幹線への乗継のための常備券です。

・大阪印刷場
(大阪・米子・天王寺・福知山鉄道管理局・JR西日本)


羽咋(平成2年)

 「50Kmまで」と、Kが大文字になっています。JR化後は□西(四角の中に西)の記号が入っています。

・広島印刷場
(広島、岡山鉄道管理局・JR西日本)


滝部(平成3年)

 発駅と距離数の文字が大きいのとがKm表示が斜体字なのが特徴です。JR化後は□西(四角の中に西)の記号が入っています。

・高松印刷場
(四国総局・JR四国)


観音寺(昭和53年)

 この券は新幹線への乗継のための常備券です。キロ数の「0」が横に広がっていないため、がっしりとした感じを受けます。

・門司印刷場
(門司・大分・熊本・鹿児島鉄道管理局・JR九州)


九州(昭和56年)

 広島印刷場の券ほどではありませんが、キロ数表示が大きく目立つ券です。発行駅名は裏面に記してあります。

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